✳︎5✳︎ 「身土不二 ~その土地でとれる食材を食べるという事~」
こんにちは!管理栄養士の鹿島です。
こちらのブログでは、皆さまのお役に立つ野菜や栄養素のお話、食養のお話などを中心に書いていく予定です。
是非とも皆さまの毎日にお役立てください✳︎
さて、今回のテーマは
✳︎5✳︎ 「身土不二 〜その土地でとれる食材を食べるという事〜」
についてです。
【いやしろでは、地元の農家さんから積極的に野菜を購入しています。】
みなさんは、「身土不二」という言葉を聞いたことがありますか?
「身と土、二つにあらず」
つまり「身土不二」とは、
~人間の体と暮らしている環境(土)は一体で、切ってもきれない関係にある~
という意味です。
身土不二は知らなくても「地産地消」は知ってる人が多いと思います。
どちらも「その土地でとれる食材を積極的に食べて生活していこう」という点は似ています。
夏には身体を冷やしてくれる働きのある「夏野菜」がとれるように、その季節に住んでいる地域で自然にとれるものを食べれば、身体も季節の変化に対応できるようになります。
「自然のめぐみ」とは本当によく言ったもので、自然は住んでいる環境・季節ごとに私達にぴったりなものを与えてくれているのです。
しかし今は、ハウス栽培などによって今の季節にはなかなか食べることのできない食材もスーパーに並んでいたりします。
「旬の食材が分からない」というのは、そう言った意味で損な事だと思います。
また、自然が少ない環境で生活している人は、地元でとれた食材を入手するのはなかなか難しいものです。
そういう場合は、「国産」に目を向けてみると良いと思います。
科学的に考えても「輸入物が悪い」と言えるわけではありませんが、日本で今とれる食材を食べる事で自分の身体も、日本の生産者さんも元気にできるのは間違いありません。
買い物に行った時は、地のものや国産に目を向けてみてください。
もちろん厳格になってストレスを感じる必要はありません。しかし、気が向いたら目を向けてみてほしいのです。
「国産は高い」と思われがちですが、旬のものはおいしいのに安く売られているのが特徴ですし、そんなに価格が変わらない食材もあります。
また地元の食材を手に入れられる環境の人は、特に安く国産食材を手に入れられると思います。
食べ物は食欲を満たすためだけのものではありません。
おいしく、身体や日本という国も元気にしてくれる「選食」ができる日があると良いですね。
いやしろではさいたま市発祥の「紅赤」をはじめ、地元の農家さんから購入した新鮮で身体にも優しい食材を豊富に使用しています。
ぜひいやしろで、地元の食材のおいしさ、パワーを受け取ってくださいね。
皆さまの心と身体が、いつまでも元気でいられますように✳︎
それではまた次のブログでお会いしましょう!
ありがとうございました。